例えば、やんちゃで、お友達とのトラブルが多い子がいたとします。
頭に血が上ったら、すぐに手が出てしまう。
興奮して、ものにあたってしまう。
いつでもどこでも大声でしゃべってしまう。
こういったお子様には、障害のあるなし関わらず、視覚的に伝えたいことを伝えるようにしています。
3兄弟でレッスンに来てくれる生徒さんのケースですが、ご入会頂いたばかりの時は玄関に入るなり3つ巴の喧嘩が勃発(笑)。
男の子3人のパワーはすごいです!
とにかく大声で叫ぶ、手も足も出る…と、収拾がつかない所からのスタートでした。
当然、私もお母さまも、まずは口で『ケンカしません!』『大声出しません!』と注意するのですが、当然耳に入りません。
それどころか、こちらの声によって、だんだんエスカレートすることすらありました。
そこで、上記の様な絵カードを見せ、視覚に訴えてみたら、嘘みたいに落ち着くことができたのです。
それ以来、わたしはいつでもどこでも、このやり方を試すようにしています。
人間ってふしぎだなぁと、つくずく思います!
※上記のケースは、ご本人たちと保護者の方に掲載の許可を頂いています。
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