私の大切な親友に、韓国出身の方がいます。
その方に、韓国(都市部)でのピアノ教室はどのように運営されているのかを聞いてみた所、日本とはおおよそ違うシステムで、びっくりしました。
韓国では、子供達のための習い事専用のビルがあり、その中に学習塾、ピアノ教室等が入っていて、移動せずに習い事のスケジュールを組むことが出来るのだそう。
ピアノ教室だけを見ても、日本ではほとんどの教室が週に1回のレッスンで、残りの6日間は自宅で練習を重ねて、練習の成果をレッスンで発揮するというものですが、韓国は週に何度もピアノ教室に通い、教室内の練習室で練習をして、その都度先生の合格をもらうというシステムだそうです。
教室内に何台もピアノを用意して練習室を設置し、何人も生徒さんを預かるということは、それだけ初期投資もかかりますし、日本の自宅兼ピアノ教室という現状のやり方ではさすがに無理だとは思います。
ただ、今後、中学校の部活動が民間委託されていくように、日本でも学校外の教育活動というものの在り方はどんどん変わっていくのではないかと思っています。
私がピアノを教えだしてからを考えても、習い事を取り巻く環境はずいぶんと変わってきました。
昔は自分で歩いて通える範囲で習い事を探すご家庭がほとんどでしたが、今では車で各教室まで送迎されるご家庭が多いです。
レッスン時間も、お仕事が終わってからの、割と遅めの時間をご希望される方が増えてきました。
お忙しい保護者の方々に変わって、教室で練習させてあげられたらいいのにな~と、思わずにはいられません。
何か良い案がありましたら、ぜひ共有させて頂きたいです!!
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