朝からひどく感動する動画に出会いました。
彼女の名前は、マルタ.c .ゴンザレス。
1960年代に、ニューヨークシティバレエ団で活躍したプリマだそうです。
プリマといえば、ダンサーの最高位。
美しい舞台に上がるため、想像も出来ないほどの努力と苦労と、たくさんの諦めなければならなかったもの、切り捨てて来たものがあったと想像します。
そんな彼女は晩年認知症を患ったそうです。
ですが、『白鳥の湖』の音楽を聞くと…
目に力が宿り、上半身で美しい白鳥を踊りだしました。
なんというか…
彼女は、生涯ダンサーであり続けたんですね。
私は、有名にならなくてもいいし、名を馳せたい訳でもないですが(そういうのは苦手です)生涯に渡って、ピアノ指導者でありたいと、心から思いました。
40代も半ばに差し掛かろうとする今日このごろ。
ゴンザレスさんのように、人生をかけた何かをずっと覚えていたいです。
そのためには、日々真剣に、一人一人の生徒さん向き合い、一回のレッスンを今以上に大切にしたいと思います。
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